今年のイースターは3月31日だった。ちょうど年度末で、復活祭と共に2012年度が終わったことになる。
礼拝、愛餐会もたのしく終わり、教会の皆さんが帰られてから玄関掃除をし、牧師室に入った。部屋が見事に散らかっている。どうも気になる。ずーっと気になっていたのだが、いささかげんなりだ。
昨年秋から、稚内北星学園大学の講師をさせて頂くようになって、資料の塊がひと山増えていたのだが、片付けが追いつかないままなのだ。
妻から「手伝うから、少し片付けたら」の声があり、掃除を始めることにした。彼女は片付けが趣味みたいな人なので声も弾んでいる。
各地から届く郵便物も多い・・・は言い訳にならないが、新年度に向けて能率良く仕事をするためにも“お片付け”をしなければ、ということで、妻と二人で始めたのが書斎の掃除でした。
結局、15時過ぎから始めて5時間近くかけても終わらなかったのだが、それでも、随分整理ができた。あと1時間分くらいはあるが見通しがたった。ふーっである。
書棚には、九州から引っ越してきたときに、当面牧師室に置いておいた方が良さそうな本や資料を並べていたが、全く触りもしないものが何と多いことよ。この一年を振り返ってみると、説教の準備の仕方に少し変化が生じて来ていて、以前は頻繁に開いていた資料も見なくなっている。で、それらはぜんぶ牧師館の書庫に移動することにした。
それから、もしかすると使うかも知れないと思ってとっていたものが曲者だ。どんどん捨てることにした。気持ちがいい。仕事のできる人は片付け上手なのかも知れないなぁ、等と思いつつ。できない男の新しい年がもう始まっている。end